北海道地区主催オンラインセミナー 

景観色彩を考える 

−札幌の景観色70色とdaitai70 から−

2021-08-11(水)18:30~      

概要

札幌市は2004年に景観ガイドライン「札幌の景観色70色」を制定、札幌の景観色彩を代表する70色とそれを取り囲む景観色の限界色票をセットで発表しました。

色名がつけられた70色は美しいカラーパレットとして市民に親しまれたのに対し、限界色票で示された色彩は、色彩を選定するプロになかなか理解されず「70色しかない」と誤解されておりました。そこで、誤解の解消と、色彩選定の利便性を目指す「だいたい・札幌の景観色」を開発制作。制作のプロセスとその活用方法をご紹介し、求められる景観色彩の姿を探ります。

講師 

本間純子氏

景観色彩研究室 

(有)アリエルプラン・インテリア設計室 代表

空間デザイン・UCアドバイザー

2004 札幌の景観色70色 調査策定サポートスタッフ

2006 NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構設立理事に就任

2016 調査研究「住空間のカラーユニバーサルデザイン」が(公社)インテリア産業協会の助成に採択

「色による情報の行き違い」についての講演を開催

2018 作品展「平面のルビ展2(NHKギャラリー)」を開催

2020~  『リプラン webマガジン』で「家づくりのチェックポイント」、『北海道建設新聞』で「いつもの暮らし便」を連載中

講師として道内各地でCUD講座を開講

佐藤裕子氏

景観色彩研究室 

(株)佐藤デザイン室 取締役

グラフィックデザイン・視覚デザイン・編集デザイン

2004 札幌の景観色70色 調査策定サポートスタッフ

2007 景観にやさしいレジャーシート「さくらシート」を企画・デザイン、札幌スタイル認証、Gマーク受賞

2016 女性農業者によるレシピ本の編集・制作

その他、企業ロゴ、パッケージ、ポスター、商品開発、日本手ぬぐいetc.のデザインを担当

景観色彩研究室とは

都市の風景の色彩を、どうとらえ、どう計画するか?
街区の中のさほど大きくない部品(フェンス、街路灯、ゴミ集積カゴ、工事用養生シート、コーン等)の色彩は、大きな建物や構造物と違って色彩計画の観点からは見落としがちですが、その数(出現頻度)は大きく、景観色彩の要素として影響が大きいものといえます。
あるべき理想の景観に近づくために環境を整える=これらの色彩計画をどう進めるべきか、私たちは試みを続けています。
 
また、地域の気候風土に根ざした色彩計画のためのガイドライン『札幌の景観色70色』が、計画~実現の現場でより有効にはたらくための整理整頓も進めてきました。
現場で誤解がないように・使い勝手がいいように=あるべき理想の景観をつくる人をサポートする方法を研究しています。
 
小さなものから大きなものまで、景観の色彩を考える全ての人のためにインフラ整備を実行する景観色彩研究室です。


登録済みの皆さまには、8月10日中に参加用URLをメールでお知らせいたします。

登録についてのご注意

  • SDA個人正会員:無料(会員が所属する法人・企業から1会員あたり3名までご登録できます。)
  • SDA法人会員、賛助会員:無料(9名までご登録できます。)
  • 学生:無料
  • 一般参加:有料 1,000円
  • 協賛:1,000円

参加費のお支払い

クレジットカード以外のお支払いがご希望の場合は、コンタクトフォームよりお問い合わせください。

Posted by seminar_sda